「住まいの防音」~戸建て住宅の防音対策~|大阪の新築一戸建てはEPOCH(エパック)シリーズの西日本住宅株式会社

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知って得する住まいの情報集「住まいの知っ得!」

「住まいの防音」~戸建て住宅の防音対策~

戸建て住宅で快適に住まうために大切な要素の一つ、「音環境」。これから新しく家を建てようという時、今の家をもっと過ごしやすい生活空間に改善したい時、「住まいの防音」に注目することは、心地よく豊かな暮らしを実現するための第一歩といえるでしょう。戸建て住宅の防音の考え方と具体的な対策をご紹介します。

■気になる音を3つの種類で考える

①家の外から入ってくる音
道路を通行する車の音や近隣の商店街・工場、工事の作業音など、不快な外部の音が家の中まで入ってきてしまっては、快適な生活をおくることはできません。外からの音が内部に侵入しないようにするために、家そのものの機能として遮音対策が必要です。

②自分の家から外部へ出る音
家族にピアノなど楽器を演奏する人やオーディオを趣味とする人がいた場合、自分の家が、近隣の住民にとって気になる「音源」となる可能性があります。自分の家から出る音が外へ極力もれないようにするための遮音対策が必要となります。

③2階や隣室など家の中の音
階上の足音や隣室の話し声など、一つ屋根の下に住む気心の知れた家族による生活音でも、音の大きさや響きによっては不快に感じることも多いものです。各自のプライバシーを守る意味でも、家の中での防音・遮音の工夫をしましょう。

■ポイントは「音源から離れる」こと

外部からの音が気になる場合、敷地形状や方位、道路付けを変えることはできませんよね。予想される音源から建物や部屋を遠ざけることを考えましょう。音の大きさは距離が2倍になると1/4に、距離が4倍になると 1/16 に減少するといわれています。

○建物の配置の検討
道路や鉄道の線路など、外部の騒音の元となる方向に窓などの大きな開口部を設けないように建物を配置する、採光の邪魔にならないような場所に防音壁を設置するなどの工夫をしましょう。

○間取りの検討
リビングや寝室など長く滞在する空間や、オーディオルームや勉強部屋といった静けさを求めたい部屋を、隣家やトイレ・浴室・子供部屋といった騒音の元から、できるだけ離した間取りがよいでしょう。防振効果のある畳の部屋を2階に設けるのも効果的。開放感のある吹き抜けは、音を伝えやすい間取りではありますが、住み心地の優先具合や好みなどとの兼ね合いで設計を検討してみてはいかがでしょうか。

■部分ごとの防音対策

○屋根…………
防音効果のあるコンクリートや瓦の屋根を。下地に防音材を用いるとより効果的。
○外壁…………
重量がある厚い壁ほど防音効果が高い。コンクリートやタイル張り、
サイディングなど遮音性能が高い外壁材を使用するのもよい。
○内壁…………
壁の内側にはグラスウールやロックウールなどの吸音材を使用し、
石膏ボードや遮音シートの下地に仕上げ材を張ると、遮音性能が高まります。
○天井…………
断熱材を天井裏に入れ、石膏ボードを下地に吸音板を張ると効果的。
間仕切りの壁は天井まで立ち上げるとよい。
○床……………
遮音性能の高いフローリング材を用いるとよい。
○窓……………
騒音が気になる面の窓を小さくするか、防音仕様の窓ガラス(複層ガラス)を使用するとよい。
○照明・設備…
ダウンライトより直付けライトが防音としては効果的。換気扇は防音タイプのもので音もれ対策ができます。

■窓ガラスには複層ガラスを

窓は最大の音の通過経路。防音対策を考える時には重要なポイントです。板ガラスは厚いものほど遮音性が高く、単一の板ガラスよりも異なる素材や厚さのガラスを組み合わせた複層ガラスが、防音効果に優れています。

防音ガラスの一例


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